先日、香港のTOP3大学の学生の話を書きましたが、続けてインドの有名理系大学の学生達と話す機会がありましたので投稿します。
学生達に「やっぱり日本企業って魅力的?働きたい?」と聞いたところ、「日本のアニメは大好き」「綺麗で安全」と答えてはくれたけど、働く国としての魅力度で言うと日本は3番手以下らしい。
やはり1番人気(一軍)はシリコンバレーなどを含む欧米。成長が期待される注目企業が多く、初任給で1,000万円以上が提示されることも。これは納得。
2番人気(二軍)は中国(深セン?、上海?)、香港、シンガポールなどにある有名なテック企業など。英語で勤務できる上に日本の初任給を上回る企業も多いらしい。これもなるほど。
そしてようやく3番手(三軍)くらいに日本。インド国内のそこそこ年収の高い企業で働くよりも、年収はざっくり2~3倍はまだ高いらしい。ただ、高い日本語力を要求されるケースが多く、日本での生活費を考えると魅力的とは言い切れないらしい。
話を聞きながら「このままでは、外国から優秀な人が働きに来てくれないことに加え、逆に優秀な日本人の海外流出が加速してしまうかも。そうなると、日本は高齢者だらけの貧しい国にゆっくりと衰退していきそう・・・」という予感がしましたが、外れてくれることを祈るばかりです。
高性能ロボットのおかげで、高齢者だらけの国になっても問題のない時代になっているのかもしれませんが。