偏差値29から1年で合格!「都立中高一貫校受検体験記 201X」

都立中合格までの1年間を本音で綴ります。

偏差値と順位の関係と、都立中高一貫校の受検者層

「偏差値」でネットで検索すれば、説明ページがたくさんヒットすると思うが、以下くらいのことを知っていれば十分だと思う。


例えば、100人がある模試を受けたとした場合の偏差値と対応する順位はおおよそ以下の通り。(厳密には100人の点数のバラツキ方によって以下のようにはならないが、研究論文を書いている訳ではないので、ここではそこまで考える必要はないと思う。)


 ■偏差値:70  2~3番 
 ■偏差値:65  5~6番
 ■偏差値:63  10番
 ■偏差値:60  15番
 ■偏差値:58  21番
 ■偏差値:55  30番
 ■偏差値:50  50番


大手塾が出している偏差値一覧をみると、都立中高一貫校は偏差値60前後かと思う。つまり適当に誤差も加味して、偏差値55~65くらいの子が合格者の中心になると考えられる。


つまり、中学受験をする人の中で、上位 5%~30%くらいに入る人が受けそうな学校であると分かる。ちなみに、自分の小学校のクラスで上位5%~30%ではなく、あくまで受験をする人の中で上位5%~30%。


受験(受検)人口が東京の小学生全体の30%くらいだと仮定しての話だが、感覚的に自分の小学校のクラスの上位10%以内くらいの人が多く受検するテストだと思うと丁度良いくらいかもしれない。


30人クラスだとクラスで3番目くらいまでの子がライバルといったところかな。


1学年100人程度の小学校の場合、10番目くらいまでの子供のうちの何人かが受検する可能性があり、倍率が6~7倍である試験であることを考慮すると、ざっくり1~2人が合格するイメージ。