偏差値29から1年で合格!「都立中高一貫校受検体験記 201X」

都立中合格までの1年間を本音で綴ります。

学歴フィルター

就職活動の時期が近づく度に話題になる学歴フィルター。


どちらかと言うと、「学歴フィルターは悪」的な記事が目に入りますが、そもそも学歴フィルターがなくなることを期待すること自体が能天気であると思う。(個人の意見です・・)


「学歴フィルターはなくならない」という立場で、備えておいた方が賢いと思う。


仕事柄、大手から中小まで多くの人事の方と話をする機会がありますが、「やっぱり高学歴な学生ほど仕事を覚えるのも早いよね」、「面接官に学歴を隠していても、選考を通過するのは高学歴ばかりになる」という言葉を良く耳にします。


また、「正直なところ、エントリーシートや短時間の面接だけで、自社で大活躍する人を見抜くことなんて不可能」なんて話も。


確かに、飲食店などのアルバイトから、そのまま社員になるようなケースを除き、学生は即戦力ではなく、最初に教育投資というコストがかかるただの素人。


以上のような状況で、学歴関係なくアグレッシブに採用をしても、もし現場でトラブルを起こされたり、パフォーマンスを発揮できないとなれば、人事担当者の評価も下がる。よって、人事に学歴フィルターを取っ払うようなリスクを取るインセンティブは働かない。


特に大企業の場合は、ある程度出来上がった仕組みの中で、効率良く、文句を言わず働いてくれる良い子ちゃんが一定量必要となる。


売り手市場とは言え、最終的に学生を選ぶのは企業側。学生時代から起業して、いきなり社長業をするような人は関係ありませんが、会社員として社会人生活をスタートする場合は、企業側の立場に立って備えておくことが必要だと思う。


補足:学歴フィルター反対なら、そのような会社を選ばなければ良いだけだと思いますが、フィルターをかけられると入りたくなるのでしょうね、。



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