偏差値29から1年で合格!「都立中高一貫校受検体験記 201X」

都立中合格までの1年間を本音で綴ります。

報告書から都立中高一貫校の逆転合格可能性を探る

これまでの投稿でも報告書について触れていますが、昨年、我が子の都立中高一貫校の受検校を選ぶ際に行ったシミュレーションがあります。名付けて「逆転合格可能性検討」です。学校毎に報告書と適性検査の扱い(配点)が異なるためです。


各校の報告書の配点は、ネットでたくさんの良い記事が見つかりますので、それらを見ていただければと思います。ちなみに両国だけ、国社算理とそれ以外の科目で配点が異なっていてちょっとややこしいです。


さて、この投稿では、以下ような学校成績の受検生がいることを前提にシミュレーションをしてみます。(ほぼ我が子の成績です・・)


【学校成績】
 5年:「3」が2つ、「2」が6つ、「1」はゼロ
 6年:「3」が4つ、「2」が4つ、「1」はゼロ


【その場合の報告書得点率(%)】
 ・小石川 175/200点 → 88%
 ・白鴎  137.5/200点 → 69%
 ・両国  150/200点  → 75%
 ・桜修館 240/300点  → 80%
 ・富士  150/200点  → 75%
 ・大泉  175/200点  → 88%
 ・南多摩 137.5/200点  → 69%
 ・立川  137.5/200点  → 69%
 ・武蔵  350/400点  → 88%
 ・三鷹  137.5/200点  → 69%


100点満点に換算すると、69点~88点まで約20点の差が出ました。ただ、これだけで判断すると誤るかもしれません。適性検査の配点が異なるからです。


ここでは分かりやすくするため、
「報告書の得点率で10%負けているライバルに、総合得点で並ぶためには、
 適性検査で何%そのライバルよりも高く得点する必要があるか?」
について、途中計算を省略し結果だけを参考までに記載します。


ちなみに、報告書が200点換算の小石川でいうと10%は20点に相当します。


【10%!も報告書で負けている人に並ぶために必要な適性検査の「上振れ分」】
 ・小石川 3.3% 
 ・白鴎  2.5%
 ・両国  2.5%
 ・桜修館 4.3%!
 ・富士  2.2%
 ・大泉  2.5%
 ・南多摩 2.5%
 ・立川  2.5%
 ・武蔵  3.3%
 ・三鷹  2.5%


検算していないので間違っているところがあるかもしれません。報告書で10%ライバルに負けていたとしても、仮に適性検査を100点満点のテストと考えた場合、たった3点程度、多く得点するだけで逆転できる可能性があります。(桜修館は最も逆転が困難な学校と言えるかもしれませんね。)


こんな暇な考察をしている人は少ないかもしれませんが、ご参考になれば、。


その他、我が家では過去問を見たり、適性Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの得意不得意を考慮したり、実際に学校見学を行い、子供と一緒に志望校を決め、対策を考えていきました。


このシミュレーションは、私の友人の子供が受検するということで、最近やってあげたら喜んでくれたので投稿してみました。私が塾の校長/教室長をやっていたら、生徒一人ひとりに、この手の面倒なことを語っていそう。。





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