偏差値29から1年で合格!「都立中高一貫校受検体験記 201X」

都立中合格までの1年間を本音で綴ります。

都立中高一貫校の合否判定について

都立中高一貫校は、以下の2つで合否判定されます。


 【1】適性検査(2018年の場合は、2月3日に実施された計2時間前後の筆記テスト)
 【2】報告書(5年、6年の成績に基づき、小学校の先生に作成いただくもの)


この【2】ですが、様式は東京都のサイトにありましたので、リンクを貼っておきます。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/06/DATA/20n6d104.pdf


リンク先の3ページ目が報告書のフォーマットです。これは小学校の先生に作成いただく訳ですが、残念ながら、記載内容をみることなく都立中に提出するルールです。見れないとなると余計に見たくなりますよね。でも、見ることができてしまうと、先生にクレームを言いに行く親が登場しますね、。私も内容次第では、先生に質問してしまいそうです。


尚、【2】は8教科の成績部分が点数化されます。報告書内のその他のコメント欄などが、どのように扱われるのかは分かりません。


配点については、都立中高一貫校で統一されている訳ではありません。ネット上に詳しい記事がたくさんありますので割愛します。ここでは、以下のケースで報告書が合否に与える影響を考察してみます。


 【1】適性検査 800点満点
 【2】報告書  200点満点


この場合、私の当時の計算が間違っていなければ、成績による報告書の点数はざっくりと以下になります。


 ■8教科が全て3       200点
 ■6教科が3で、2教科が2   190点(ボリュームゾーン?)
 ■4教科が3で、4教科が2   180点(ボリュームソーン?)
 ■8教科が全て2       160点


こうして見てみると、なんとなく、ここでは10点くらいしか差がつかないように思います。そもそも、音楽、図画工作、家庭、体育の4教科の総合点は差がつきにくいとも思います。


さらに、適性検査の配点は800点もあります。仮に報告書で10点ビハインドだとしても、適性検査800点に対する10点の割合は・・・たったの1.25%。


やはり、適性検査での勝負になりそう。
もちろん、ボーダー付近に集まることも考えられるので、学校の成績を上げる努力は特に小5からはやっておいた方が良いと思います。1点で泣くことにならないために。



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